在庫管理システム・アプリ6つを比較【2026年】機能と価格で選ぶ

コラム 公開日: 2026-11-05 執筆・編集: nanco 編集部
夕暮れの丘のシーソーに、左は大きなノートパソコン、右は小さなスマホが乗っている。大きさは違うが、板は水平に釣り合っているイラスト

在庫管理システム・アプリは、機能で選ぶか、価格で選ぶかの2つの視点で比べると決めやすくなります。在庫管理システムのプロが選ぶ6つのアプリを、視点ごとに、目的別のおすすめとしてまとめました。

在庫管理システム・アプリを選ぶ視点は、機能と価格の2つです。

  • 機能で選ぶ: まずスマホで数を入れられるか、次にハンディターミナル・RFID・重さの機器を使うか、最後に入荷・出荷の伝票と連動させるかを見ます。入荷は6つとも、出荷はスマートマットクラウド以外の5つが持っていて、範囲とプランが違います
  • 価格で選ぶ: 年払いの額と割引、人・品目・出荷のどれで料金が増えるかを見ます。5人なら、料金を公開している5つは年払いの初年度で月3千〜1万6千円くらいです(2026年11月4日時点・税抜、nanco は税込)

この記事は、在庫管理アプリ「nanco」を開発している株式会社N sketch が書いています。比べている料金と機能は、2026年11月4日に各社の公式ページで確かめたものです。表はそれぞれの見方で並べ、総合の順位は付けていません。nanco は私たちの製品なので、どの表でも最後に置いています。

選ぶ視点は、機能か価格か
左はスマホ・伝票・はかりで数の入れ方を、右は物差しに並んだ5人で月の料金の幅を表している
機能で選ぶ
スマホで数を入れられるか
ハンディターミナル・RFID・重さの機器を使うか
入荷・出荷の伝票と連動させるか
価格で選ぶ
1人・5人で、月いくらか
無料プランとお試しの長さ
人・品目・出荷のどれで増えるか

迷ったら、機能で2〜3つに絞ってから、価格で比べると決めやすくなります。

おすすめの6つを選んだ基準

比べるのは、zaico・freee在庫管理(旧ロジクラ)・スマートマットクラウド・Sortly・BoxHero・nanco の6つです。在庫管理の仕組みを知っている私たちが厳選して、価格帯も導入しやすいものを選びました。

  • クラウド前提: 自社にサーバーを置かず、インターネット経由で使います。どれも2010年代以降に始まったサービスです
  • 導入しやすい: スマホやパソコンから使い始められます。5つは無料プランかお試しがあります(スマートマットクラウドは公式に記載なし)
  • 価格帯が手頃: 料金を公開している5つは、年払いの初年度なら5人で月3千〜1万6千円くらいです(スマートマットクラウドは資料で案内)
  • 入れ方のバランス: スマホ中心の4つに、重さの機器を使う仕組みと、入荷・出荷を中心にした仕組みを1つずつ加えました

機能で選ぶ

スマホ、専用の機器、伝票の順に見る
スマホで数を入れる、ハンディターミナルやRFID・はかりなどの専用の機器で数える、伝票と連動させる、の3つの入れ方を並べたカード

機能は、在庫の数をどう入れるかで比べます。まずスマホで足りるかを見て、足りなければ専用の機器、出荷が多ければ伝票との連動へ進みます。

専用の機器が必要になるものは、価格帯が高くなってきます。最近はスマホのカメラの性能も高く、専用の機器がなくても使い勝手の良いシステムができてきています。

1. スマホで入れる

棚の前でスマホを手に持ち、数を35個に直す

棚から物を出した人が、その場でスマホからプラス・マイナスを入れます。いろいろな人が少しずつ出し入れする場面向けで、専用の機器は要りません。

バーコードは、6つともスマホのカメラで読み取れます。その場で入れる使い方を中心にしているのは、zaico・Sortly・BoxHero・nanco です。freee在庫管理は入荷・出荷の検品が中心で、ロジクラのアプリの案内には棚卸しもあります。スマートマットクラウドは、重さを量るマットに載せない在庫の数を、スマホのブラウザで入れます。

Sortly の画面と案内は、英語だけです。ほかの5つは日本語の画面があります。

バーコードの読み取りは、各社のページで紹介されています: zaico・freee在庫管理・Sortly・BoxHero・nanco

2. ハンディターミナル・RFID・重さの機器で入れる

左からハンディターミナル、外付けのバーコードリーダー、タグを読み取るRFIDのリーダー、ネジの重さを量るはかりを並べた

スマホのカメラでは足りないときや、すでに専用の機器を使っているときは、対応を確かめます。

  • ハンディターミナル: 読み取り機が一体になった業務用の端末
  • 外付けのバーコードリーダー: スマホやパソコンにつなぐ読み取り機
  • RFID: 電波で読み取る札と、その読み取り機
  • 重さの機器: 置いた物の重さから数を出すはかり

表は、公式に対応を書いている機器が多い順です。

製品ハンディターミナル外付けのバーコードリーダーRFID重さの機器
zaico対応(デンソーウェーブ・キーエンス)対応別料金のオプション(リーダーはデンソーウェーブの1機種)重量計のオプション(ベーシック以上)
スマートマットクラウド公式に記載なし公式に記載なしエスマットの RFID と連携重さのマット
BoxHero対応(設定の手引きあり)対応公式に記載なし公式に記載なし
Sortly公式の対応はなし(使えた例の紹介はある)Ultra 以上公式に記載なし公式に記載なし
freee在庫管理公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし
nanco非対応(スマホのカメラで読み取る)非対応(スマホのカメラで読み取る)非対応非対応
  • zaico の重量計と RFID、スマートマットクラウドのマットと RFID は、どれも公式ページに金額がありません
重さの機器は、置いておくだけで数える
はかりの台に置いたトレイにネジが山になり、台の前の面の表示に赤い480が出ている

重さの機器は、ネジや液体、粉のように、1つずつ数えにくい物に向いています。この記事の6つでは、スマートマットクラウドがこの仕組みで、重さを量るマットに物を置いて数えます。zaico にも重量計(ZAICON)のオプションがあります(ベーシック以上)。

ネジのトレイ、液体の缶、テープ、袋がそれぞれ別のはかりに載って並び、5台目が赤い点線で滑り込もうとしている

マットは在庫ごとに置いて紐づけます。

3. 入荷・出荷の伝票と連動する(倉庫向け)

トラックが着いた荷受け場で、パレットに積んだ箱に伝票が載り、札の数が赤い36になっている

入荷の予定や出荷の指示をパソコンで作り、届いた物や送る物をスマホで照合すると、数が動きます。

先にノートパソコンで入荷の予定を作り、届いたら箱のバーコードにスマホのカメラを向けて照らし合わせると、画面に赤いチェックが付く

入荷の機能は、6つとも組み込まれています。出荷は、スマートマットクラウド以外の5つが組み込んでいます。違うのは、範囲と、使えるプランです。

ただ、大きな違いは機能の有無より、作りの考え方にあります。在庫管理システムには、倉庫向けのシステム(WMS)として作られたものが多くあります。現場で数を入れていく作りか、入荷・出荷のデータをもとに倉庫の作業を回す作りかで、使い勝手や画面の組み立てが変わります。

工場、店舗、メーカーのように現場の数を大事にするのか、倉庫の作業を回したいのか。自分たちがどちらに近いかを考えると、選びやすくなります。

濃い部分が中心にしている範囲、薄い部分が対応している範囲です。公式ページの機能と成り立ちをもとにした、私たちの見立てです。

  • Sortly: 工具や資材を、現場ごとに追う使い方を公式が挙げています
  • スマートマットクラウド: 工場の部品や病院の診療材料など、現場の棚の物を数えずに管理します
  • nanco: 現場の人がスマホで数を入れる形から始まり、入荷・出荷も全プランで使えます
  • BoxHero: 公式は「小さなお店から複数の倉庫、大規模な卸売業まで」と書いています。倉庫の棚の単位で在庫を追うこともできます
  • zaico: 山形の倉庫会社の社内システムから生まれました。ボタンが4つのスマホアプリが出発点で、いまは入荷・出荷の機能も持ちます
  • freee在庫管理: 前身のロジクラを、公式は「クラウド物流プラットフォーム」と呼び、EC事業者や倉庫事業者を主な利用者としています

表は、倉庫寄りの製品から順に並べています。

製品入荷出荷帳票外のサービスとの連携
freee在庫管理組み込み(Lite)組み込み(Lite。ピッキング、送り状の CSV)納品書Shopify など。POS は別料金
zaico組み込み(スターター以上。入庫検品はベーシック以上)組み込み(スターター以上。ピッキングと送り状データはベーシック以上)発注書・納品書ネットショップはネクストエンジン経由(ベーシック以上・別料金)。POS、freee会計。API
BoxHero組み込み(発注書。ビジネス)組み込み(販売注文。ビジネス)発注書・請求書など(ビジネス)ネットショップと会計は直接の連携なし。API・Zapier(全プラン)
スマートマットクラウド組み込み(入荷管理。自動発注あり)公式に記載なし公式に記載なしAPI(在庫や履歴の取得)
Sortly組み込み(発注書。Ultra 以上)ピッキング(Ultra 以上)発注書(Ultra 以上)、請求書(Premium 以上)QuickBooks(Premium 以上)。API は Enterprise
nanco組み込み(全プラン)組み込み(全プラン)発注書・納品書・請求書など8種類(全プラン)組み込みの連携なし。ファイルの入出力で受け渡す。API は開発中
  • 無料プランや安いプランでは、入荷・出荷の機能を使えない製品があります(zaico の無料プラン、Sortly の Free と Advanced、BoxHero の無料プラン)
  • zaico の入出庫の予定日と、発注書・納品書をスターターで使えるかは、公式のページによって表記が違います。契約の前に確かめてください
  • AI との連携(MCP)は、zaico(スターター以上)と nanco(順次提供中・一部のワークスペース)に案内があります

スマホで入れる製品でも、入荷・出荷の機能を併せて使えます。入荷・出荷を製品の中心にしているのは freee在庫管理です。公式は、ネットショップ、店舗、卸など、売り場をいくつも持つ会社に向けて作ったと書いています。

機能で選ぶなら、おすすめはこれ

公式ページに書かれている機能から、目的ごとに合う製品を並べました。1つの目的に複数あるときは、公式に書かれた条件が少ない製品を先に置きました。

こんな会社ならおすすめ理由と条件
いろいろな人が、棚から少しずつ出し入れするzaico・Sortly・BoxHero・nancoその場でスマホから数を入れる
いまのハンディターミナルを使い続けたいzaico・BoxHero公式に対応を書いている
外付けのバーコードリーダーで読みたいzaico・BoxHero・SortlySortly は Ultra 以上
RFID の札で読みたいスマートマットクラウド・zaicoスマートマットクラウドはエスマットの RFID と連携。zaico は別料金のオプション
ネジや液体など、数えにくい物を数えずに補充したいスマートマットクラウドマットが重さで数える。zaico にも重量計のオプションがある
送り状まで含めて、出荷を毎日動かしたいfreee在庫管理・zaicofreee在庫管理は Lite から、zaico はベーシック以上
入荷・出荷の機能を、一番下の有料プランから使いたいfreee在庫管理・BoxHero・zaico・nancoLite・ビジネス・スターター・スタンダードから入っている。zaico の検品とピッキングはベーシック以上

一番大事なのは、使いやすさ

カタログに並ぶ機能では、在庫管理システムに大きな差はあまりありません。差が大きいのは、使いやすさです。

いつも自分たちがしている作業を、どうやって実現できるのか。どのくらい簡単にできるのか。それぞれのシステムを試しに使って確かめることをおすすめします。

nanco はグッドデザイン賞(2023年)を受賞していて、使いやすさには自信があります。

価格で選ぶ

1人・5人で、月いくらか

0・3千・1万・1万6千円の目盛りの物差しの上に5人が並び、3千から1万6千の間が薄い赤の帯になっている。右には「?」の札が付いたはかりと箱がある

5人なら、料金を公開している5つは、年払いの初年度で月3千〜1万6千円くらいです。下の表は、1,500品目を登録できる一番安い有料プランを、年払いにした月あたりの額です。初年度だけ額が違う製品は、初年度の額に「〜」を付けました。

2026年11月4日時点の額で、税抜です(nanco だけ税込)。 製品名のリンクから、各社の料金ページを開けます。

表は、1人の初年度の額が安い順です。ドルの製品は、1ドル125〜210円のどの為替でも順が変わらないことを確かめて並べました。2年目からは BoxHero が zaico より安くなります。nanco は私たちの製品なので、額にかかわらず最後に置いています。

製品1人5人
zaico
スターター
3,980円〜
初年度のみ。2年目から8,980円
5,300円〜
初年度のみ。2年目から11,980円
BoxHero
ビジネス+品目の追加
34ドル44ドル
Sortly
Ultra・2,000品目
74ドル〜
初年度のみ。2年目から約119ドル
74ドル〜
初年度のみ。2年目から約119ドル
freee在庫管理
Lite・出荷300件まで
16,000円16,000円
スマートマットクラウド資料で案内資料で案内
nanco
スタンダード
3,480円
税込
3,480円
税込
  • zaico: 初年度は、2027年1月8日16時までに新しく年払いで契約した場合のキャンペーンの額です。2年目の額は書かれていないので、料金ページの「通常」の額にしました。全員を編集できる人として数えていて、閲覧だけの人は10人まで料金に含まれます
  • freee在庫管理: 製品ページの年契約の額です。料金ページに人数の条件がないので、どの人数でも同じ額にしました。別の案内ページでは Lite が年契約で月12,800円と表示されていて、申し込みの画面で確定します。導入時のサポートの初期費用もかかり、金額は公式ページにありません
  • Sortly: 初年度は、新しい年払いの契約だけの50%引きです。セールの期限は書かれていません。2年目からは、149ドルから20%引きとして計算しました(約119ドル)。10人の場合は、追加の人の金額が公開されていません
  • BoxHero: 年払いの24ドルに、品目の追加10ドルと、5人なら人の追加10ドルを足しました。追加分に年払いの割引があるかは書かれていません
  • スマートマットクラウド: 原則として年間の契約で、初期導入の費用と年間の利用額がかかります
  • nanco: スタンダードは1,500アイテムまでで、人数の上限はありません。どのプランも機能は同じで、年払いの額は2年目からも変わりません
  • 税: Sortly と BoxHero はドルの表示のままで、料金ページに税の扱いは書かれていません

年払いにすると、いくら安くなるか

導入の負担を抑えるなら、年払いの割引も見ておきます。1人で使う場合の、月あたりの額です。

製品月払い年払い割引1年で安くなる額
zaico8,980円3,980円
初年度のみ
55%引き60,000円
BoxHero40ドル34ドル約15%引き72ドル
Sortly149ドル74ドル
初年度のみ
約50%引き900ドル
freee在庫管理19,000円16,000円約16%引き36,000円
スマートマットクラウド資料で案内資料で案内資料で案内資料で案内
nanco5,980円
税込
3,480円
税込
約40%引き30,000円
税込
  • zaico の55%引きは公式の表示です。2年目からは8,980円で、月払いと同じ額です
  • Sortly の2年目からは約119ドルで、月払いの20%引き、1年で約358ドル安くなる計算です
  • nanco の約40%引きは公式の表示に合わせた言い方で、計算では41.8%です
  • BoxHero は、基本の料金が月払いの30ドルから年払いの24ドルになる20%引きで、品目の追加分の10ドルは同じ額として計算しました

無料プランとお試しの長さ

3つの壁掛けカレンダーが並び、14・30・31の数字が大きく書かれている

年払いは長く使う前提の割引が多いので、無料プランやお試しの長さも一緒に見ておきます。ずっと無料で使えるプランと、期間を区切ったお試しは別のものです。表は、無料プランがある製品を先に、そのあとはお試しが長い順です。

製品無料プランお試しカードの登録お試しの後
zaicoあり(1人。スキャンでの入出庫と棚卸しは含まれない)30日(スターターとベーシックの基本機能)不要自動で課金されない。契約しないと、データを見られなくなる(データは残り、契約すると使える)
BoxHeroあり(1人・100品目・1拠点)30日(ビジネス)不要登録しないと、無料プランに移る
Sortlyあり(1人・100品目)14日(有料プラン)必要取り消さないと、有料に切り替わる
freee在庫管理なし14日(一番上のプラン)公式に記載なし公式に記載なし
スマートマットクラウド公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし
nancoなし31日(すべての機能)不要自動で課金されない

人・品目・出荷のどれで増えるか

左は人が増えるほど棒が高くなる階段、右は人が増えても棒の高さが変わらない並びで、料金の動き方の違いを表している

図の棒は増え方のイメージで、金額の比較ではありません。人が増えると、差は広がります。10人の年払いなら、zaico は初年度8,600円・2年目から19,480円、BoxHero は69ドル、freee在庫管理は16,000円、nanco は3,480円(税込)です。

  • 人で増える: zaico はスターターに3人を含み、4人目から1人月1,500円(年払いの初年度は660円)。BoxHero はビジネスに3人を含み、4人目から1人月5ドル。Sortly の Ultra は5人分を含み、人を足せますが、追加の金額は公開されていません
  • 品目で増える: nanco は人数では変わらず、アイテム数(1,500・5,000・無制限)でプランが決まります。1,501アイテムからはプロで、年払いなら月7,800円です(税込)
  • 出荷で増える: freee在庫管理は、料金ページに人数の条件がなく、出荷が月300件までは追加の料金がありません。301件目から1件25円が加わります

導入とサポートの体制

使い始めたあとに困ったとき、どこに聞けるかも製品で違います。表は、導入の手伝いを公式に書いている製品が先です。

製品問い合わせ導入の手伝い
zaicoスターターはメールとフォーム。電話はプロ(ベーシックは有料の伴走で)初期設定ガイドと毎月のオンラインセミナー。初期の取り込みの代行と伴走は、ベーシックの有料オプション
freee在庫管理Lite はチャット、Premium はオンライン面談オンラインで3回(初期費用あり)
スマートマットクラウドフォーム・メール・電話(平日10:00〜12:00、13:00〜17:00)専門のスタッフが導入を支援(費用は公式に記載なし)
BoxHero画面のチャットとメール。通常、営業日は24時間以内に返信(日本語での対応は公式に記載なし)公式に記載なし
Sortlyフォームからメールで返信(日本語での対応は公式に記載なし)公式に記載なし
nancoメールとお問い合わせフォーム、オンラインの無料相談全プランでオンラインの導入サポートとデータ移行サポート

6つの製品の要点

公式ページで確かめた要点を、1つずつまとめました。並びは順位ではありません。

zaico(株式会社ZAICO)

  • 機能: その場で入れる。入荷・出荷のデータはスターター以上、ピッキングと送り状データはベーシック以上。ハンディターミナルと外付けのバーコードリーダーに対応。重量計はベーシック以上のオプション。RFID は別料金のオプション
  • 価格: 年払いで1人月3,980円、5人月5,300円(スターター・税抜・初年度のキャンペーンの額)。2年目からは8,980円と11,980円。無料プラン(1人)と、30日間のお試し

freee在庫管理(旧ロジクラ・フリー株式会社)

  • 機能: 入荷の予定と出荷の指示をもとに数を動かす。スマホ(iPhone・Android)で検品する。ロジクラのアプリの案内には棚卸しもある
  • 価格: 月16,000円(Lite・年契約・税抜。別の案内ページでは12,800円)。出荷が月300件を超えると1件ごとに加わる。無料プランはなく、14日間のお試し
  • 名前: 2026年4月15日に、ロジクラから変更

スマートマットクラウド(株式会社エスマット)

  • 機能: 重さで数える。マット(A6の大きさから500kg用まで)を在庫ごとに置く。入荷管理もある。マットを紐づけない在庫は、スマホのブラウザで数を入れる。エスマットの RFID(電波で読み取る札)とも連携する
  • 価格: 公式ページに金額はなく、資料で案内。原則は年間の契約

Sortly(Sortly Inc.)

  • 機能: その場で入れる。発注書・ピッキングリスト・外付けのバーコードリーダーは Ultra 以上。画面と案内は英語だけ
  • 価格: 年払いで、5人までで月74ドル。2年目からは約119ドル(Ultra・2,000品目)。無料プラン(1人・100品目)と、14日間のお試し(カードの登録が要る)

BoxHero(BoxHero, Inc.)

  • 機能: その場で入れる。発注書と販売注文はビジネスプラン。ハンディターミナルと外付けのバーコードリーダーに対応。Windows・Mac のアプリもある
  • 価格: 年払いで1人月34ドル、5人月44ドル(ビジネスに品目1,000個の追加・2,000品目)。無料プラン(1人・100品目)と、30日間のお試し

nanco(この記事を書いている会社のアプリ)

nanco の画面。パソコンのブラウザで開いた在庫の一覧に、スマホアプリの一覧とアイテムの詳細の2画面が重なっている。左上にグッドデザイン賞のマークがある
nanco のWeb版と、スマホアプリの画面
  • 機能: 現場の人がその場で入れる。スマホのカメラでバーコードを読み取って数を増減し、バーコードの作成と印刷もできる。入荷・出荷の管理と8種類の帳票が全プランにある。スマホ(iPhone・Android)とパソコンのブラウザで使う
  • 価格: 年払いで月3,480円(スタンダード・1,500アイテム・税込)。2年目からも同じ。人数の上限はなく、人が増えても料金は変わらない。アイテム数が増えるとプランが上がる。無料プランはなく、31日間のお試し

nanco が合わないかもしれないのは、次のような会社です。

  • ハンディターミナルや外付けのバーコードリーダーで入れたい。バーコードはスマホのカメラで読み取る形で、専用の機器には対応していません
  • レジやネットショップ、会計ソフトと在庫を自動でつなぎたい。組み込みの連携はなく、ファイルの入出力で受け渡します。API は開発中です
  • 1人で数十品目だけを管理したい。無料プランのあるアプリなら、費用はかかりません

画面は、この記事を書いている nanco のものだけを載せています。他社の画面は、各社の公式ページで見られます。料金は nanco の料金ページ、スマホでの入れ方は nanco のスマホアプリのページで紹介しています。

棚卸しの数え方は「棚卸しのコツ」、棚卸しの全体像は「棚卸しとは?完全ガイド」にまとめています。ほかの記事は「在庫管理のコラム一覧」から探せます。

この記事で参照した一次情報と確認日

料金と機能は2026年11月4日に、成り立ちとバーコードのページは11月5日に確かめました。料金や機能は変わることがあるので、契約の前に各社の公式ページで確かめてください。

この記事について

nanco 以外の製品の料金と機能は、各社の公式ページに書かれていることだけを載せています。公式ページで確かめられなかったことは「公式に記載なし」と書きました。

料金が変わっていたら直します。内容の誤りや古くなった情報に気づいた方は、編集方針・運営者情報のページにあるお問い合わせからお知らせください。

よくある質問

在庫管理システム・アプリは、何を基準に選べばよいですか?
機能と価格の2つの視点で見ます。機能では、スマホで数を入れられるか、ハンディターミナル・RFID・重さの機器を使うか、伝票と連動させるかを順に見ます。価格では、5人で使ったときの月額と、人・品目・出荷のどれで料金が増えるかを見ます。
1人・5人で使うと、年払いで月いくらですか?
1,500品目を登録できるプランの年払いで、月あたりの額です(2026年11月4日時点・税抜、nanco は税込)。1人は zaico 3,980円〜、freee在庫管理 16,000円、Sortly 74ドル〜、BoxHero 34ドル、nanco 3,480円。5人は zaico 5,300円〜、BoxHero 44ドルで、ほかは同じです。「〜」は初年度のみの額です。
無料で使える在庫管理アプリはありますか?
無料プランがあるのは zaico・Sortly・BoxHero です。zaico は記録する人1人、Sortly と BoxHero は1人・100品目までです。zaico の無料プランには、スキャンでの入出庫と棚卸しは含まれません。freee在庫管理と nanco に無料プランはなく、14日間と31日間のお試しがあります。
ハンディターミナルや外付けのバーコードリーダーは要りますか?
6つともスマホとパソコンで使えるので、まずは要りません。すでにハンディターミナルを持っているなら、対応を公式に書いているのは zaico と BoxHero です。外付けのバーコードリーダーは、zaico・BoxHero と、Sortly の Ultra 以上のプランが対応しています。nanco はスマホのカメラで読み取る形で、どちらにも対応していません。
入荷・出荷の機能は、どの製品にありますか?
入荷は6つとも持っています。出荷は、スマートマットクラウド以外の5つが持っています。freee在庫管理と nanco は一番下のプランから入荷・出荷を使えます。zaico はスターター以上、Sortly は Ultra 以上、BoxHero はビジネスで使えます。
重さで数える機器は、どんな物に向いていますか?
ネジやボルト、液体、粉のように、1つずつ数えるのに手間がかかる物です。スマートマットクラウドは、在庫ごとに重さを量るマットを置いて、重さの変化から数を出します。zaico にも重量計のオプションがあります。どちらも機器の金額は公式ページにありません。
この記事の比較は、誰がいつ調べたものですか?
在庫管理アプリ「nanco」を開発する株式会社N sketch が調べました。料金と機能は2026年11月4日に各社の公式ページで確かめています。総合の順位は付けていません。料金や機能は変わることがあるので、契約の前に各社の公式ページで確かめてください。