【クラウド在庫管理アプリ「nanco」のコラム】在庫回転率とは、商品が一定期間に何回入れ替わったかを示す指標です。計算方法(金額式・個数式)や平均在庫の出し方、回転率が高い場合・低い場合の見方、業界・季節・コストによる注意点まで解説。クラウド在庫管理アプリ「nanco」で在庫回転率を自動計算する方法も紹介します。
在庫回転率は、お店が商品をどの程度効率的に販売・補充しているかを示す指標です。一定期間(例:1年間)に在庫が何回入れ替わったかを表します。小売業などでよく使われます。
在庫回転率を把握することで、商品の価格設定や生産量、販売方法、仕入れ時期などの検討に役立ちます。この指標を見ることで、お店の運営状況や改善点を確認できます。
在庫回転率には、金額で計算する方法と個数で計算する方法の2種類があります。
金額での計算は、売上原価(COGS)を期間中の平均在庫額で割ります。
期首在庫・・・前期末の在庫をそのまま翌期の期首に繰り越したもの
期末在庫・・・その期の最後に残っている在庫
例:
Aさんのお店で、1年間の売上原価が500万円、期首在庫が50万円、期末在庫が70万円の場合。
この場合、1年間に8.33回在庫が入れ替わったことになります。
個数で計算する場合は、期間内の総出庫数を平均在庫数で割ります。平均在庫数は、期首と期末の在庫数の平均です。
手元の数字で試したい方は、在庫回転率・在庫日数 計算ツールで計算できます。
在庫回転率が高い場合は、商品がよく売れていて在庫管理が効率的であることを示します。逆に、回転率が低い場合は、商品があまり売れていない、過剰在庫がある、在庫管理に課題があるなどが考えられます。具体的には以下のようなケースがあります。
ただし、在庫回転率が低いことが必ずしも悪いとは限りません。まとめて仕入れてコストを抑えたり、需要が増える時期に備えて在庫を増やす場合もあります。
在庫回転率は便利な指標ですが、次の点に注意が必要です。
在庫回転率を参考にして、在庫管理の効率化を目指しましょう。
クラウド在庫管理アプリ「nanco」を使うと、どの商品がいつ何個出庫したかの履歴データが自動で蓄積されます。このデータを使って、任意の期間(1週間、1ヶ月、1年など)の総出庫数と平均在庫数から在庫回転率を計算できます。