主に活用されている機能
課題
複数の販売チャンネル
自社製造ビールの流通経路が多岐にわたり、「卸売で何本出て、店頭で何本出て」といった販売チャネル別の数量把握が困難でした。
データの入力と照合の負担
POSシステムでは「店頭販売分しか含まれないので、卸売などの分は含まれない」ため、全体像を把握するには別途入力作業が必要であり、リアルタイム性に欠けていました。
操作性の問題
以前使用していたシステムは「操作性が悪かった」ため、在庫管理作業が後回しになりがちでした。
作業フロー
1.生産(缶詰直後
作業内容
缶詰した数量をnancoに登録
使用ツール
nanco(PCでもスマホでも可)
ポイント
缶詰めしたロットごとに番号をつけ管理
2. 週1回の実地カウント
作業内容
店舗の在庫を物理カウント
使用ツール/入力先
PC(店内)でnanco画面を開いたままカウントを進める
メモ/ポイント
店舗営業中だと数が動くため、必ず店休日に実施


3. 売上データとの照合
作業内容
Squareで該当週の店頭販売数を確認し、カウント値から減算。オンライン販売分も減算
使用ツール/入力先
Square(POS)/オンラインストア管理画面
メモ/ポイント
4. 不一致の原因チェック
作業内容
まだ記録数に差がある場合、スタッフ持ち帰りや撮影持ち出し、テイスティングなどを確認。
使用ツール/入力先
スタッフ本人がiPadのnancoアプリで直接入力
メモ/ポイント
持ち帰り時はスタッフ自身に入力を依頼する運用

5. nancoへ確定入力&メモ
作業内容
最終在庫数をnancoに入力・調整。メモ欄に「期間」「販売チャネル別内訳」「差異理由」を記録
使用ツール/入力先
nanco
メモ/ポイント
メモ欄に「期間」「販売チャネル別内訳」「差異理由」を記録
nancoの導入によって、以下の成果を達成
業務効率の大幅向上
以前は操作性の問題から後回しにしがちだった在庫管理が、「使いやすく」なったことで効率化されました。特にアイテムページの横断を「矢印でスライドできる」などのUIの改善により、作業効率が向上しています。
在庫精度の向上
定期的な棚卸しと詳細な記録により、「売上と在庫数の整合性」を確認できるようになり、在庫精度が向上しました。
多角的なデータ活用
販売チャネル別の内訳が把握しやすくなり、「卸売で結構人気だな」といった分析が可能になりました。
ユーザーの声

正直これ、やる気出ます!以前は操作性がイマイチだったので、ついつい後回しにしてたんですが、その辺が解消された今はめっちゃ使いやすいです。